Webサイト運営やSEO対策において、「空白文字」の扱い方に悩んだことはありませんか?一見地味な存在ですが、実はSEO、さらにはサイトの使いやすさや表示速度にまで影響を与える、重要な要素なのです。
この記事では、そんな空白文字とSEOの関係について、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。特に、以下の3つのポイントに注目して、皆さんの疑問や悩みをスッキリ解決することを目指します。
- 空白文字の基本とSEOへの影響を理解する
- HTML/CSSで空白文字を正しく扱う方法を学ぶ
- 空白文字のよくある間違いを把握して、トラブルを回避する
「空白文字なんて、SEOに関係あるの?」「HTMLやCSSのコード、難しそう…」そんな心配はご無用!高校生や中学生でも理解できるように、専門用語は分かりやすく説明し、具体例もたくさん紹介します。最後まで読めば、あなたも空白文字マスターになれるはず。さあ、一緒に空白文字の世界を探検し、SEO対策をレベルアップさせましょう!

空白文字の基本とSEO
ここでは、空白文字の基本的な知識と、SEOへの影響について解説します。空白文字は、単にスペースキーを押すだけでなく、様々な種類と役割があります。まずは、SEOを意識した空白文字の考え方から理解しましょう。
多彩な空白文字とその特徴
空白文字には、半角スペース、全角スペース、タブなど、様々な種類があります。ここでは、それぞれの特徴やHTMLでの表現方法、使うときの注意点を表で分かりやすく解説します。
空白文字の種類と特徴
種類 | 見た目 | HTMLエンティティ | Unicode | 特徴 |
半角スペース |   | U+0020 | 最も一般的な空白。英数字や記号を打つとき、単語と単語の間に挿入。 | |
全角スペース |   | U+3000 | 日本語の文章で使う、幅の広い空白。 | |
タブ | 	 | U+0009 | 文章の先頭に一定の間隔を空けたり、表のようにデータを整列させるときに便利 | |
改行 | | U+000A | 文章を次の行に移すときに使用 | |
ノーブレークスペース | | U+00A0 | 改行されない空白。例:商品名などを途中で改行したくない場合に、単語の間に挿入すると、単語が途中で改行されません | |
エン・スペース |   | U+2002 | 半角スペース約2つ分の空白。 | |
エム・スペース |   | U+2003 | 全角スペース約1つ分の空白。見出しや強調したい箇所の前後に置いて、目立たせたい時などに便利です | |
シン・スペース |   | U+2009 | 通常の空白よりも狭い空白。 | |
ゼロ幅スペース | ​ | U+200B | 目に見えないが、改行を許可する空白。長いURLや単語の途中で改行したいけれど、普通の空白は入れたくない場合に使います | |
ハングルフィラー | ㅤ | U+3164 | U+3164 | ハングル文字を表現するために使用される特殊な文字。ハングルを使用せず単独で入力すると空白として表示される。 |
- 半角スペース ( ) : 最も一般的な空白文字です。英単語の区切りなどに使用します。HTMLでは、連続して入力しても1つ分として認識されます。
- 全角スペース( ): 日本語の文章で使われる、幅の広い空白です。単語の区切りや、見出しの前後に使い、読みやすくします。
- タブ (\t): テキストの先頭を字下げしたり、表のようにデータを整列させる際に使用されます。
- 改行 (\n, \r, \r\n): テキストを改行する際に使用されます。HTMLでは<br>タグで明示的に改行を挿入することもできます。
- ノーブレークスペース ( ): この空白文字が入っている箇所では改行されません。例えば、"10 kg"という表記を途中で改行したくない場合、"10 kg"と記述します。
- エン・スペース ( ): おおよそ半角スペース2つ分の幅を持つ空白です。見出しの前後に挿入したりして、余白を調整します。
- エム・スペース ( ): おおよそ全角スペース1つ分の幅を持つ空白です。見出しの前後に挿入したりして、余白を調整します。
- シン・スペース ( ): 通常の空白よりも狭い空白です。
- ゼロ幅スペース (​): 見た目上は全く表示されませんが、この空白文字がある位置では改行が許可されます。長いURLを途中で改行したい場合などに使用します。
- ハングルフィラー: 上位記事で紹介されていましたので表に追加しました。
HTMLと空白文字
HTMLでは、特別なタグや指定をしない限り、連続する半角スペースは1つと見なされます。例えば、ソースコード上で「こんにちは 世界」と書いても、ブラウザ上では「こんにちは 世界」と表示されます。これを空白文字の正規化と呼びます。ただし、<pre>タグで囲まれた部分は例外です。
- <pre>タグ: このタグで囲まれたテキストは、ソースコード上の空白や改行がそのままブラウザで表示されます。主に、プログラムのコードなどを表示する際に使用されます。
CSSと空白文字
CSSの white-space プロパティを使うと、空白文字の扱い方を細かく制御できます。例えば、改行をそのまま表示させたり、連続する空白をそのまま表示させたりすることが可能です。
white-space プロパティの値と効果
値 | 効果 |
normal | デフォルト。連続する半角スペースは1つにまとめられ、改行は自動的に行われます。 |
pre | HTMLの<pre>タグと同じように、ソースコード上の空白や改行がそのまま表示されます。 |
pre-wrap | pre と同様に空白や改行を保持しますが、テキストがボックスの幅を超える場合は自動的に改行されます。 |
pre-line | 連続する半角スペースは1つにまとめられますが、改行は保持されます。テキストがボックスの幅を超える場合は自動的に改行されます。 |
nowrap | 連続する半角スペースは1つにまとめられ、改行は <br> タグでのみ行われます。テキストはボックスの幅を超えても改行されず、はみ出して表示されます。 |
break-spaces | pre-wrap と似ていますが、行末の空白文字は保持され、折り返し地点になります。つまり、行末に空白文字があると、そこで改行される可能性があります。 |
- normal: デフォルトの設定です。連続する空白は1つにまとめられ、自動的に改行されます。
- pre: HTMLの<pre>タグと同じように、空白や改行をそのまま表示します。
- pre-wrap: pre と同様に空白や改行を保持しつつ、必要に応じて自動的に改行します。
- pre-line: 連続する空白は1つにまとめ、改行は保持します。必要に応じて自動的に改行します。
- nowrap: 改行を禁止します。長い単語などが途中で改行されなくなります。
- break-spaces: 行末の空白文字を保持し、折り返し地点にします。つまり、行末に空白文字があると、そこで改行される可能性があります。
空白文字とSEOの関係
ここでは、空白文字がSEOに与える影響について、Googleの公式見解を交えながら解説します。結論から言うと、空白文字自体が直接的に検索順位を上げる、または下げることはありません。しかし、間接的な影響は無視できません。
Googleの見解
Googleのジョン・ミューラー氏は、「空白文字はランキング要因ではない」と明言しています。つまり、スペースを多く入れたからといって、検索順位が上がるわけではないということです。
- 引用: "Spaces between words in your content are fine. That's not a ranking factor." - John Mueller (Webmaster Trends Analyst, Google)
- 参考: Google Search Central
間接的な影響とは
空白文字は、主に「ユーザビリティ」と「ページ表示速度」の2つの側面から、間接的にSEOに影響を与えます。
- 適切な空白は、コンテンツを読みやすくし、ユーザーの満足度を高める
- 適切な空白は、文章を読みやすくし、内容の理解を助けます。例えば、段落の間に適度な余白があると、文章が読みやすくなり、内容が頭に入ってきやすくなります。これは、ユーザーがサイトに長く滞在し、他のページも見てくれる可能性を高めます。Googleは、ユーザーの利便性を重視しているため、結果的にSEOに良い影響を与える可能性があります。
- 不適切な空白は、ユーザーをイライラさせ、サイトから離脱する原因になる
- 逆に、不自然な場所に空白があったり、空白が多すぎたりすると、文章が読みにくくなり、ユーザーはストレスを感じてしまいます。その結果、ユーザーはすぐにサイトから離れてしまい、SEOに悪影響を与える可能性があります。
- 具体例:
- 悪い例: ス マ ートフ ォン (単語の途中に不自然な空白)
- 良い例: スマートフォン (適切な空白)
- 過剰な空白は、ページの読み込みを遅くし、ユーザーと検索エンジンの両方に嫌われる
- 不要な空白文字が多いと、HTMLやCSSファイルのサイズが大きくなり、ページの読み込み速度が遅くなります。ページの表示速度は、ユーザーの満足度に大きく影響します。読み込みが遅いサイトは、ユーザーにストレスを与え、すぐに離脱されてしまう可能性が高くなります。また、Googleはページの表示速度をランキング要因の一つとしています。そのため、ページの読み込みが遅いと、検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。
- ファイルサイズを確認し、不要な空白を削除することで、表示速度を改善できる
- PageSpeed Insightsなどのツールを使うと、ページのファイルサイズを確認できます。
- 参考: PageSpeed Insights
- Googleのクローラーは賢いが、不自然な空白はコンテンツの解釈を誤らせるリスクがある
- 通常、Googleのクローラー(検索エンジンのロボット)は、空白文字を適切に処理して、コンテンツの内容を
- Googleのクローラーは賢いが、不自然な空白はコンテンツの解釈を誤らせるリスクがある
- 通常、Googleのクローラー(検索エンジンのロボット)は、空白文字を適切に処理して、コンテンツの内容を理解します。しかし、極端に不自然な空白の使い方をしていると、クローラーがコンテンツを正しく理解できない可能性があります。例えば、キーワードを不自然に空白で区切って並べると、キーワードの詰め込み(スパム行為)と見なされるリスクがあります。
- Googleのジョン・ミューラー氏は、2021年12月3日の「English Google SEO office-hours」で、「長い空白が認識に問題を引き起こすかどうか」という質問に対して、「通常は問題にならない」としつつも、「極端なケースでは問題になるかもしれない」と回答しています。
- 参考: English Google SEO office-hours from December 3, 2021
SEOを意識した空白文字の使い方
ここでは、SEOを意識した空白文字の具体的な使い方を、HTMLとCSSに分けて解説します。適切な空白文字の使用は、ユーザビリティとページ表示速度の向上に繋がり、間接的にSEO効果を高めます。
HTMLでのベストプラクティス
HTMLでは、コンテンツ(文章)の読みやすさと、コードの読みやすさ、それぞれの観点から空白文字を適切に使う必要があります。
- 単語間は「半角スペース」、句読点の後ろには空白を入れない
- 英単語や数字の区切りには、半角スペースを使用します。日本語の文章では、句読点(、。)の後ろには空白を入れないのが一般的です。
- 具体例:
- 良い例: SEO対策は、ウェブサイトを検索エンジンに最適化することです。
- 悪い例: SEO 対策は、ウェブサイトを検索エンジンに最適化することです 。
- **Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」**でも、「コンテンツを最適化する」の項目で「自然な文章で書く」ことが推奨されています。これは、コンテンツ内で使用する空白は「半角スペース」を指していると考えられます。
- 参考: 検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
- 「半角スペース2つまたは4つ」で、コードの階層構造を見やすくする
- インデント(字下げ)は、HTMLタグの入れ子構造を見やすくするために重要です。一般的には、半角スペース2つまたは4つでインデントします。重要なのは、どちらかに統一することです。
- 具体例:
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
<h1>見出し</h1>
<p>段落の内容</p>
</body>
</html>
- 、 、 、  は、特別な理由がある場合のみ使用する
- これらの特殊な空白文字は、通常の半角スペースとは異なる幅の空白を挿入したり、改行を制御したりするために使われます。しかし、多用するとHTMLソースが読みにくくなるため、本当に必要な場合にのみ使用するようにしましょう。
- 使い分けのポイント
- : 単語の途中で改行させたくない場合に使用します。例えば、"10kg" を途中で改行させたくない場合は、"10 kg" と記述します。
-  ,  ,  : 特定の幅の空白を挿入したい場合に使用します。例えば、見出しの前に少し余白を空けたい場合などに使います。ただし、レイアウトの調整は、できる限りCSSで行うようにしましょう。
- <!-- --> で、コードの説明や一時的に非表示にしたい部分を記述する
- コメントアウトは、コードの中にメモを残したり、一時的にコードを無効化したりする際に使用します。コメント部分はブラウザでは表示されません。
- 具体例:
<h1>見出し</h1>
<!-- <p>この段落は一時的に非表示にします</p> -->
<p>ここは表示されます</p>
- 見出しタグ(<h1>~<h6>)やリストタグ(<ul>、<ol>、<li>)を使い、適切な余白をCSSで調整する
- 見出しやリストを適切に使用することで、コンテンツの構造が明確になり、ユーザーにも検索エンジンにも理解しやすくなります。
- 見出しやリストの前後の余白は、CSSで調整するのがおすすめです。
- 空白文字は使わない。SEOに影響が出る恐れがある
- 基本的に、SEOという観点でみた場合空白文字の使用をおすすめしません。もし、ホームページ制作をする際に、デザインを調節したい場合はCSSを使用するべきです。
CSSでのベストプラクティス
CSSでは、white-space プロパティで空白文字の表示方法を制御したり、margin や padding プロパティで要素間の余白を調整したりできます。
- pre 系プロパティを使いこなし、テキストの表示を思い通りに
- white-space プロパティの pre、pre-wrap、pre-line を適切に使い分けることで、テキストの表示を細かく制御できます。
- 使い分けのポイント
- pre: ソースコード上の空白や改行をそのまま表示したい場合に使用します。例えば、プログラムのコードを表示する際などに便利です。
- pre-wrap: 空白や改行を保持しつつ、必要に応じて自動的に改行させたい場合に使用します。例えば、長いURLを表示する際などに便利です。
- pre-line: 連続する空白は1つにまとめ、改行は保持したい場合に使用します。例えば、詩や歌詞を表示する際などに便利です。
- 半角スペース2つまたは4つで、コードを読みやすくする
- CSSでも、HTMLと同様にインデントを整えることが重要です。セレクタ、プロパティ、値の関係性を明確にし、コードの可読性を高めましょう。
body {
font-family: sans-serif;
margin: 0;
}
h1 {
font-size: 2em;
margin-bottom: 1em;
}
- 要素の外側の余白は margin、内側の余白は padding で調整する
- margin と padding はどちらも余白を調整するプロパティですが、margin は要素の外側、padding は要素の内側の余白を調整します。
- 具体例:
.box {
width: 200px;
height: 100px;
border: 1px solid black;
margin: 20px; /* 要素の外側に20pxの余白 */
padding: 10px; /* 要素の内側に10pxの余白 */
}
- 空白文字は使わずCSSで余白を調整する
- 基本的に、CSSはデザインを整えるものとして捉えましょう。もし、ホームページ制作をする際にデザインを調節したい場合は、CSSを使用してください。
最適化テクニック
ここでは、SEOを考慮したHTML/CSSの最適化テクニックを紹介します。
- 不要な空白・コメント・改行を削除し、ファイルサイズを小さくする
- HTMLやCSSを記述する際には、人間が読みやすいように空白や改行、コメントを入れることがありますが、公開する際にはこれらを削除することで、ファイルサイズを削減できます。
- ツールを活用する:
- HTML Minifier: https://www.willpeavy.com/tools/minifier/
- CSS Minifier: https://cssminifier.com/
- 複数の画像を1つにまとめ、HTTPリクエストを削減
- CSSスプライトとは、複数の画像を1つの画像ファイルにまとめ、CSSの background-position プロパティを使って、必要な部分だけを表示させる手法です。この手法を使うことで、HTTPリクエスト数を削減し、ページの表示速度を改善することができます。
- 共通スタイルは外部CSSファイルに記述し、HTMLのファイルサイズを削減
- HTMLタグに直接スタイルを記述するインラインCSSは、できるだけ避けるようにしましょう。共通のスタイルは外部のCSSファイルに記述し、HTMLファイルから読み込むようにすることで、HTMLファイルのサイズを削減できるだけでなく、スタイルの一元管理も可能になります。
よくある間違いとトラブルシューティング
ここでは、空白文字に関してよくある間違いと、その解決方法を解説します。これらの間違いを避けることで、ユーザビリティの低下やSEOへの悪影響を防ぐことができます。
レイアウトのために空白を多用
多くの人がやってしまいがちなのが、見た目を整えるために、空白文字をたくさん入れてしまうことです。しかし、これはNGです。レイアウトはCSSで行うのが基本です。
- 間違いの例:
<p>商品名: 価格:1,000円</p>
<p>商品名:<span>価格:1,000円</span></p>
p span {
float: right;
}
インデントがバラバラ
インデントにタブとスペースが混在していると、環境によって表示が崩れる原因になります。エディタの設定で、タブを自動的にスペースに変換するように設定し、インデントを統一しましょう。
全角スペースでレイアウト
全角スペースは、日本語の文章を読みやすくするために使うものです。レイアウト調整には使わないでください。
の使いすぎ
は、単語の途中で改行させたくない場合などに使います。しかし、レイアウト調整のために多用するのはやめましょう。
文字化け
HTMLファイルの文字コードが統一されていないと、空白文字が文字化けする可能性があります。文字コードはUTF-8に統一し、HTMLファイルの <head> タグ内に <meta charset="UTF-8"> を記述しましょう。
環境によって表示が違う
作成したWebページは、異なるブラウザやデバイスで表示が異なる場合があります。公開前に、主要なブラウザやデバイスで表示を確認し、必要に応じて調整しましょう。ブラウザの開発者ツールを使うと、特定のブラウザでの表示を確認したり、CSSを修正したりするのに便利です。
文字実体参照を使って空白を指定する
文字実体参照は、キーボードで直接入力できない文字をHTML上で表現する手法です。空白は、HTMLでも定義されています。そのため、文字実体参照で空白文字を直接指定すれば、SEOへの影響を最小限に抑えて空白文字を打つことができます。
- 文字実体参照では、下記の4つが空白を表現する文字にあたります。
- これらの文字列をHTMLファイルやWordPressのテキストエディタに入力すると、それぞれ下記の幅のスペースが表示されます。
- 細いスペース
- 改行禁止スペース
- nの文字幅のスペース
- mの文字幅のスペース
- 上から順に、空白の幅が狭い順に並べているので、それぞれコピペして確認してみて自分のイメージに近いものを活用してください。また、これらの空白文字を「 」のように横並びに打ち込むと、打ち込んだ個数分の空白が挿入されます。そのため、同じ空白文字を繰り返したり細いスペースと改行禁止のスペースを組み合わせたりすることで、自分のイメージに合った幅の空白文字を表現することも可能です。
CSSのinline-block要素で空白を表現する
CSSのinline-block要素で空白を表現する方法は、自由度が高く、SEOへの影響を最小限に抑えた手法です。やり方は簡単で、空白文字を挿入したい文字と文字の間にinline-block要素で幅を指定した空白のタグを挿入するだけです。
- 下記に、実際に使うCSSとHTMLの例を提示
たちつ<span class="blank_space"></span>てと
CSS
.blank_space{
display:inline-block;
width:10px;
}
content_copydownloadUse code with caution.
- CSSのwidth:10px;の部分の数字をwidth:20px;のように変えることで、空白文字を自由な幅に変えることができます。また、文字を入力している訳ではないので「SE O対策」のように、単語が「SE」と「O対策」に分断されることもなくSEOへの悪影響を最小限に抑えることができます。
CSSを使って透明にする
CSSで文字を透明にする方法も簡単ではありますが、SEOへの悪影響があるためおすすめできない空白文字のやり方です。その方法は簡単で、「あいう<span class="kuhaku">ダミー文字列</span>えお」のように入力し「ダミー文字列」の色をCSSで透明にするだけです。
- 実際のコードは次のようになります。
CSS
.kuhaku{
color:transparent;
}
HTML
あいう<span class="kuhaku">ダミー文字列</span>えお
- transparentは透明を表す文字色なので、上記指定をすることで「ダミー文字列」が透明になり、見た目上では「あいう」と「えお」の間に空白が入っているように見えます。また、透明の文字列で空白を表現しているので<span class="kuhaku"></span>の間に入れる文字の幅で自由に空白の幅を調整でき、便利な方法ではあります。ただし、見た目上空白に見えるだけで、Googleには「あいうダミー文字列えお」と認識されるため、SEOに悪影響を及ぼしてしまいます。
全角スペースを使う
全角スペースで空白文字を表現する方法は、簡単で最も一般的と言えますが、SEOへの悪影響があるためおすすめできません。全角スペースで空白文字を表現するためには、「あいう えお」のように、空白文字を入れたい文字と文字の間に好きな数だけ全角スペースを打ち込めば良いだけです。
- この時、半角スペースを入力してしまうと何個入力しても1個の半角空白としか判定されないため注意が必要です。この方法は、見てわかる通り「SE O対策」のように単語がスペースで分断されてしまいます。一般的にスペース( )は文字の余白を調整するための文字なので、「SE O対策」のように単語を分断してしまうと、Googleにきちんと単語が認識されない可能性が高いです。その結果、Googleが文脈を読めなくなりSEOに悪影響を及ぼしてしまいます。
空白文字とSEOに関してよくある質問
ここでは、空白文字とSEOに関してよく寄せられる質問に、Q&A形式で回答します。
- Q1: 空白文字はSEOに直接影響しますか?
- A1: いいえ、空白文字自体は直接的なランキング要因ではありません。しかし、間接的にユーザビリティやページ表示速度に影響を与える可能性があります。GoogleのJohn Mueller氏も、空白文字はランキング要因ではないと明言しています。(参考: Google Search Central)
- Q2: HTMLのインデントはSEOに影響しますか?
- A2: いいえ、インデント自体はSEOに影響しません。しかし、適切なインデントはコードの可読性を高め、メンテナンス性を向上させます。結果として、間接的にサイトの品質向上に寄与する可能性があります。
- Q3: 全角スペースはSEOに悪影響ですか?
- A3: 全角スペース自体が直接的に悪影響を与えるわけではありません。しかし、レイアウト調整のために全角スペースを使用するのは避け、CSSで調整するべきです。また、コンテンツ内で不自然に全角スペースを多用すると、ユーザーにとって読みにくくなる可能性があります。
- Q4: 空白文字を削除するとページ表示速度は改善しますか?
- A4: はい、不要な空白文字を削除することで、HTML/CSSファイルのサイズを削減でき、ページ表示速度の改善に繋がる可能性があります。ただし、過度に空白を削除してコードの可読性を損なわないように注意が必要です。
- Q5: 空白文字の使い方のベストプラクティスは?
- A5: 単語間は半角スペースで区切り、日本語の文章では句読点の後ろに空白を入れないのが一般的です。インデントには半角スペース2つまたは4つを使用し、統一します。レイアウト調整にはCSSの margin や padding を使用します。特殊な空白文字( など)は必要最小限の使用に留めます。
- Q6: HTMLやCSSを圧縮すべきですか?
- A6: はい、HTMLやCSSを圧縮することで、ファイルサイズを削減し、ページ表示速度を改善することができます。圧縮ツールなどを活用し、本番環境にアップロードする前に圧縮することをお勧めします。
- Q7: 空白文字が原因でペナルティを受けることはありますか?
- A7: いいえ、通常の使用で空白文字が原因でペナルティを受けることはありません。ただし、キーワードスタッフィングなど、検索エンジンを欺く目的で不自然な空白文字の使用は避けるべきです。
6. まとめ
空白文字を適切に扱い、SEO効果を最大化しましょう!
この記事では、空白文字の種類や特性、SEOへの影響、HTML/CSSでの正しい扱い方、よくある間違いとトラブルシューティング、よくある質問などについて解説しました。
- 空白文字はSEOに直接影響しないが、間接的に影響する
- ユーザビリティ、ページ表示速度、クローラーの解釈に影響
- HTMLとCSSのベストプラクティスに従い、空白文字を適切に扱う
- 間違いを避け、トラブルを未然に防ぐことが重要
- 最新のSEO情報を学び、継続的にWebサイトを最適化しましょう
空白文字は、Webサイト制作において非常に重要な役割を果たします。この記事で学んだ知識を活かし、空白文字を適切に扱って、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても価値の高いWebサイトを作りましょう。そして、最新のSEO情報を常にキャッチアップし、継続的にWebサイトを最適化していくことが、成功への鍵となります。
WEBサイトの課題解決(集客・問い合わせ)なら株式会社Cominkaにご相談ください

コンテンツSEOでお困りの方は、実績豊富な株式会社Cominkaにご相談ください。
なぜなら、株式会社Cominkaは、御社のWebサイトの課題を明確にし、最適なソリューションを提供できるからです。豊富な知識と経験を持つプロフェッショナルが、御社のWebサイトの成長を強力にサポートします。
【課題を抱えていませんか?】
- SEO対策を始めたばかりで、何から手を付ければ良いかわからない
- キーワード選定が難しく、どのキーワードで対策すべきか悩んでいる
- コンテンツ作成に時間がかかり、なかなか記事を更新できない
- 効果測定の方法がわからず、改善が進まない
- 自社でSEO対策を行うリソースがない
- SEOツールを導入したが、使いこなせていない
もし、上記のような課題を抱えていましたら、ぜひ株式会社Cominkaにご相談ください。
【株式会社Cominkaの強み】
1. 御社のWebサイトの集客をサポート
株式会社Cominkaは、DB型サイトやメディアサイト、サービスサイトなど豊富なSEO対策の知見・経験から、御社のWebサイトのSEO対策をしっかりサポートします。対策キーワードの選定から、テクニカルSEO、コンテンツ、UI/UXまで、ありとあらゆる施策を多角的にご提案し、御社のWebサイトでの集客をサポートします。
2. SEOツール「yoriaiSEO」
株式会社Cominkaが提供するSEOツール「yoriaiSEO」は、Webマーケティングのプロが設計した、初心者でも使いやすいSaaSツールです。SEO対策、アクセス分析、ライティング機能、競合分析、サイト課題診断など、さまざまな機能でWebサイトの集客・運用を強力にサポートします。Webサイトの成長を加速させ、ビジネスの目標達成を支援します。
主な機能
- キーワード調査: 自社サイトや競合サイトのキーワード分析を効率的に行えます。
- 順位計測: 毎日自動でキーワードの順位を計測し、変動を追跡できます。
- サイト診断: テクニカルな視点からサイトを診断し、改善点を洗い出します。
- AIライティング: AIを活用した記事作成で、コンテンツ制作を効率化できます。
【その他、提供可能なサービス】
- テクニカルSEOコンサルティング: Webサイトの構造、表示速度、モバイルフレンドリー対応などを最適化します。
- コンテンツSEOコンサルティング: ユーザーの検索意図に基づいたコンテンツ戦略を立案し、質の高いコンテンツ制作をサポートします。
- UI/UXコンサルティング: ユーザーが使いやすいWebサイトにするため、デザイン、導線などを改善します。
- MEO対策: 地域ビジネスの集客に効果的なMEO対策をサポートします。
【お取引先企業】

あなたのお困りごとは何ですか?
Cominkaが悩みに寄り添ったサポートをします。
